おしけんのアマゾン日記A  コリドラスのふるさとへの旅


2日目 2005/11/27 日曜日 【アマゾン到着】


時差の関係とは言え、一日に二度朝を迎えるのは変な感じ。飛行機は既にブラジル上空に来ている。

サンパウロ到着前に朝食が出る。パンとチーズとハムとフルーツ。ブラジルの朝食はチーズとハムをたっぷり食べるようだ。ドリンクはガラナを頼んでみる。「あの」ガラナエキス入りの飲み物だが、ブラジルではコカコーラに並んでポピュラーな飲み物だ。特にクセはない。

ロスから11時間。日本からトータル23時間のフライトでついにサンパウロに到着。地球の裏側まで来た。サンパウロは大都会。さすがは南米一を誇る都市である。

飛行機は止まったが、席が機内の一番後ろなのでなかなか降りることができない。ぼーっと窓の外を眺めていたら、荷物がコンテナから落ちて、地面に転がっているところを目撃。大事なものは機内持ち込みだなぁと実感する。

飛行機から降りると入国審査場までしばらく歩かされる。入国審査場はブラジル人用と外国人用に分かれていて外国人用は少々並ぶ。パスポートとビザをチェックされただけで特に質問などはされなかった。

荷物はすでに出されていて回転台の前に並べてあった。特に目立った破損などはなかった。

空港内の両替所で両替。パスポートの提出とサインが必要。200ドルが405レアルになる。1レアル約60円になる。

税関は機内で記入した書類を係官に渡すだけのほぼノーチェックで唖然とする。

到着ロビーに出ると、今回チケットを購入したツニブラトラベルのスタッフが待っていて国内線の乗り継ぎの手伝いをしてくれた。国内線の荷物許容量のオーバーが心配だったが、特に指摘はされなかった。

搭乗時間まで空港内のマックで時間を潰す。ビックマックセットを注文。10レアルほどの値段で日本とほぼ同額。サンパウロの空港の中はいろいろなお店が充実している。

セキュリティチェックではベルトまで外すように指示をされた。おかげでピンポンは鳴らず無事に通過するが、その後でベルトを締めなおしている姿は、傍から見たらかなり笑える。

搭乗待合室でノートパソコンを立ち上げてみると、無線LANのアクセスポイントが三箇所表示されたが、パスワードがわからず断念。売店でミネラルウォーターを買う。炭酸入りだった。

マナウス行きの飛行機の到着が遅れて、結局一時間遅れでサンパウロを出発。

機内に日本人らしき姿は自分達以外にはなく、地元のブラジル人と欧米人、中国人と韓国人が少々。最近中国や韓国の観光客が増えているとのこと。 アナウンスはポルトガル語と英語で行われた。後ろの席のブラジル人の爺さん二人がずーっとおしゃべりしている。良く話すネタが尽きないなぁと思うぐらい。結局着陸するまで三時間ノンストップトークが続いていた。

食事が出る。トーストとマカロニサラダ。久しぶりにさっぱりしたものでうれしい。

飛行機の窓から見えるどこまでも続く大地に驚く。

やたら幅が広いアマゾン川・ネグロ川の上空を通過してマナウスに到着。着陸するとき飛行機がバウンドして悲鳴があがった。日本を出発して約30時間。ついにアマゾンの入り口に到着したのである。サンパウロとの時差は2時間。

マナウスはかつてゴム景気に沸いた町で、当時はあり余った金を使って、祖国のヨーロッパに洗濯物を送って洗濯させたり、タイルなどの建築資材をわざわざ取り寄せて家を建てたりしていたらしい。ゴムバブルは東南アジアへのゴムの木の移殖によりプランテーションができたことで弾けたが、現在は税金がかからないフリーポートとして健在。アマゾン川流域の最大の都市である。ホンダやフジフィルムなど日本の企業も多数進出しており、日本人の駐在員も多い街である。

荷物がなかなか出てこない。30分近く待たされる。ようやく荷物が出てきてロビーに出ると、今回お世話になるK2のヒカルドンさんが迎えに来てくれていた。

空港の外に出ると暑い。さすがに赤道に近いだけある。空港の前には池があってたくさんの亀とカラシンがいた。密輸されそうになった亀をそこにリリースしているそうである。

 

ヒカルドンさん運転の車でK2のストック場へ。空港からは近い。出荷しやすい場所を選んで建設されたとのこと。キレイなオフィスと整理整頓されたストック場を見学。アマゾン各地で採集されたディスカス、コリドラス、アピストが出荷直前まで状態良くキープされている。ここから日本やヨーロッパに旅立つのである。

車でネグロ川の川畔へ。実に幅が広い。向こう岸が霞んで見える。向こう岸まで9キロもあるそうだ。川岸は砂浜で海水浴場のようになっていて人がたくさん泳ぎに来ている。ネグロ川(黒い川)の名のとおり見事なブラックウォーター。アイスを食べ、ビールを飲む。みんな水着を着ているのに、自分達だけ長袖を着ているので浮きまくっている。

再び、K2の事務所まで戻り、地図を見ながらコリドラス採集の作戦会議が開かれる。明日、マナウスから車で200キロほど北上するとのこと。

ヒカルドンさんにパソコンを借りてネットにアクセス。「コリドラス大好き」に行ってみると日本時間で早朝四時ごろにもかかわらず、何人かメンバーがいてびっくり。回線はダイアルアップで遅いので挨拶だけして落ちる。

マナウス市内のホテルへ。市街中心部のホテルは寝室のほかにリビングのついたなかなか良いホテル。ブラジルではホテルは1階が0階で2階が1階。ぼーっとしていると間違えてしまう。室内のテレビではNHKの番組を見ることができた。

引き戸のドアのついたブラジル式のエレベーターに驚く。自分でドアを引かないとエレベーターに乗れない。たまにエレベーターが来ていないのにドアが開いて子供が落下して死んでしまったりするらしい。おそるべし。ブラジル式エレベーター。

部屋で休憩した後、街に食事に行く。魚を食べる予定だったが、日曜日ということで魚料理屋は閉まっていたので肉料理に変更。焼いた肉の塊を目の前で薄くスライスしてくれる。ブラジル版焼肉。いわゆるシュラスコ。うまくて肉を何度かおかわりする。

マナウスの人たちの運転は荒い。が、うまい。実にタイミング良く合流したり、車線変更したりする。信号が少ないのも特徴。ヨーロッパに多いロータリーシステムを採用している。走っている車はワーゲンが多い。他にはフォードや、日本車だとホンダやマツダ。トヨタのカローラがブラジルでは高級車。だというから驚き。

帰り道にガソリンスタンドでミネラルウォーターを買う。マナウスではコンビニはガソリンスタンドに併設されているところがほとんど。ホテルに戻り、朝まで爆睡。

 

 

 

 

 

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