おしけんのアマゾン日記L  13日目 2005/12/8 木曜日


早朝、到着前に朝食が出る。イマイチ体調がよくなくてフルーツだけ食べる。

7時ごろロスに到着。また例の入管チェックだ。ほとんどの客はロスで降りたため、行きと違ってそれほど並ばずに入管チェックはすぐ終わった。

接続ロビーで二時間ほど待たされるが、ゆっくり足を伸ばすことかできてよかった。出発がこれまた遅れているようだ。

来るときには行かなかった免税店に行ってみる。これが高いの何の。マカダミアナッツのチョコレートが1箱10ドルもする!日本に帰ってドンキホーテあたりで買ったほうがよっぽど安そうだ。

結局一時間遅れで機内へ。行きとは違って自分達ブラジルからの客が先に搭乗し、後からロスから乗る客が乗ってきた。これまたほとんど満席だったが、隣がいない席を確保。飛行時間は11時間とのこと。向かい風の偏西風を受けるので行きより時間がかかる。これから日本まで太陽を追いかけて飛行するので日が沈まない一日となる。

離陸すると昼食の機内食で日本のビールが出た。ブラジルのビールもおいしいが、日本のビールも久々に飲むとおいしい。

通路を挟んでとなりのアメリカ人のお姉ちゃんが「わたしダイエット中なの〜」とお菓子をくれた。

しばし、日記を書いたり映画を見たりして時間を潰す。

だんだん体調がよくなってきて小腹が空いたのでカップラーメンをもらう。席に戻ってカップラーメンを食べ始めると「そんないいものあったのか!」って感じで、周りの人たちが数人もらいに行く姿が笑えた。

前の席のアメリカ人の老人がジェンキンス氏そっくりで思わず、「ジェンキンスさんですか?」と聞いてみようかと思う。

寝たり起きたりしつつ日本へと向かう。


14日目 2005/12/9 金曜日

飛行機はベーリング海まで北上して、その後南下して日本へ至る大圏航路を飛行中である。日付変更線を通過、日付が一日増える。

大航海時代、マゼラン(正確にはマゼランは途中で死んだのでその部下)が世界一周を達成して帰ってきたとき、航海日誌と実際の日付が一日ズレていたそうだ。日付変更線という概念がなかったためである。行きにも感じたが、時差というのは頭の中では理解しつつも、実際には変な感じである。

成田到着前に最後の機内食。食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活もこれで終わり。となりのアメリカ人のお姉ちゃんは今度は反対側の席のおばちゃんにお菓子を渡していた。

結局一時間遅れで成田に到着。天気は晴れ。あんまり寒くない。トータル24時間オーバーのフライトだったが、着いてしまえばこんなもんかなーって感じ。

入国審査は外国人用は長蛇の列だったが、日本人用は空いていた。

荷物がなかなか出てこないのでサンパウロからいっしょだった日系人の人としばらく歓談。日系人の人は優しく話しかけてくる人が多い。

税関のチェックを受ける。「お一人ですか?」と聞かれ、「いえ。連れが他の列に並んでます。」と答え、さらに「お仕事ですか?」と聞かれ、「いえ、遊びです。」と返事をすると、「じゃ、いいですよー」と特に荷物はチェックされず。yamyamさんはおみやげのコーヒーなんかを少し調べられていた。

到着ロビーでyamyamさんと握手をして別れる。二週間お疲れ様でした。

電車で帰ろうとしたら、JRの快速が一時間以上ない。ここでいつも使う裏ワザを使う。京成は比較的本数があるので京成に乗って京成成田に向かう。京成成田でJRの成田駅に乗り換え。絶妙なタイミングで実家の方に向かう電車に乗れた。

出発前とほとんど変わらない日本の車窓からの景色を見ながらいろいろと思い出す。目をつぶると、コリの群れが泳ぐ姿や、アマゾンの船旅、リオの街の喧騒が見えてくる。

それにしても地球の裏側からたった一日で帰れてしまう。というのはある意味スゴいなぁ。とつくづく思う。

この二週間はホント密度の濃い毎日でホント楽しい日々だった。アマゾンはなかなか行けるところではないけれど、チャンスがあればまた行きたい!またアマゾンの魚たちと戯れたい!そう思いながら実家へ帰宅した。


あとがき

「アマゾン」と聞くと、遠い地球の裏側、密林のジャングルでヒルがポタポタ落ちてきて、猛獣におびえ、虫がウジャウジャいて、川の中に入ろうものなら、大蛇のアナコンダに巻きつかれたり、ワニに噛まれたり、ピラニアに齧られたり、インディアンに襲われたり・・・と、大変な大冒険のイメージがあるかと思います。実際、わたしもそれに近いイメージでした。

今回の旅行をコーディネートしてくださったK2のヒカルドンさんやWBSABBYのフェリックスさん、セルジオさん、The Amazon Touchのメンバーのみなさんはそういうイメージを払拭する「お弁当持ってピクニック感覚のアマゾンツアー」を企画してくださいました。

実際、虫がいないところはほとんどいないし、本当にお弁当食べながら、コリを観察することもできました。雄大なアマゾン川の船旅、ナマズ釣り。さらにはアマゾンとは対照的なリオの観光まで楽しむことができました。出発前、安全面についても気がかりでしたが、旅行中はまったく危険を感じることはありませんでした。

今回の旅行はまったくトラブルもなく、快適に楽しく過ごすことができました。緻密で綿密な計画の下、何から何まで細部までに渡るお気遣いをいただいたK2のヒカルドンさん、WBSABBYのフェリックスさん、セルジオさん、The Amazon Touchのメンバーのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

日本に帰ってきてアマゾンがとても身近に感じるようになりました。アマゾンのヘビィなイメージがライトな感覚にガラリと変わったのは事実です。ぜひみなさんにもアマゾンの素晴らしさを気軽に体感していただけたら。と思います。きっと満足されると思います。

 

 

 

 

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