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この毛獣もブラジル摩訶不思議動物の部類に入る。現地名「Ariranha」アリラーニャと呼ばれる巨大カワウソ。
日本にも四国の土佐県四万十川に最後のカワウソ?がいたけどもう絶滅してしまい、野生の姿は見られないようだ。
ここブラジルでもアマゾンなどで皮を捕る為に大量虐殺されて、今では絶滅危惧種に指定されている。しか〜〜し、ここパンタナールでは結構かんたんに(ガイド次第!)に観察できる。ちなみに僕は、確実に見られるところを何ヶ所か押さえている。
ブラジルの大型哺乳類のほとんどが森林性で単独夜行性の為、観察困難であるが、この種は、中規模以上の河川??に生息して昼行性で群れをなして生活している。さらに好奇心旺盛で、テリトリー内に侵入者が入ると偵察に来るので人の目につき易い。だから、アマゾン地域では簡単に捕獲されてしまったようだ。
オスで大きいものだと、頭からしっぽの先まで1m半くらいある。お世辞にも可愛いとは言えない大きさである。でも、そのおっさん顔でボートに寄ってくる姿には、なぜか愛嬌がある。僕の愛用しているロッジの前を流れる川には2〜3家族のオオカワウソがいて、その一家族は、8年前くらいから人に慣れるようになり、今では呼ぶとやってくるまでになった。初めは一組のつがいだったが、現在は12匹・・・・今年また子供が産まれて成長すればさらに大家族になるはず。
彼たちは95%魚食で、1日に3〜5キロの魚を食べると言われている。だからこの「けもの」が住んでいる川は魚の量が豊かだという証拠。
とにかくパンタナールのバイオマス(生物量)は高い!

by サル 2006年7月 |