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この2か月ブラジルのゴイアニア州の衛星都市サントアントニオと言う町に来ている。ブラジルのゴイアニア州と言うと、「美女」が多いことで有名である。
そうか、美女が多いのだな。
サント アントニオと言う町は、この「美女」が多いといわれるゴイアニア州の州都ゴイアニアからたった40Kmしか離れていない。
そうか、美女の集まる州都からたった40Kmか、近いな。
と大いに期待してこの町に来たが、一見だだの小さな町にしか見えない。
どちらかと言うと村に見える。
それほどこの町は小さい。
そして、この町を徘徊しても「美女」らしきものは何処にもいない。
何故だ?
そして、なぜこんなに田舎っぽいのだ?
これじゃー、俺の住んでるアマゾナス州のアマゾンの超ど田舎と変わらないじゃないか。むしろ、アマゾンの田舎より、田舎っぽく見える。
しかしだ。ここは美女の集まるゴイアニアと目と鼻の先だ。
きっと何か秘密があるに違いない。
で、地元の人に聞いてみた。
地元人曰く
「この町では毎週木曜日にフェイラと呼ばれる、屋台市が開かれるのさ」
「ほら、小さい町だろ、フェイラの日には町中の若いもんがこの屋台市に集結するのさ」
「全員家から出てくるのさ、屋台市が一種の社交場的役割を果たしているのさ」
兄ちゃん、さっきから、のさ、のさってなんか田舎くさくって怪しいけど
「その話本当?」
「ああ本当さ、ここで皆出会うのさ」
「何曜日だって?」
「木曜さ」
「木曜か?」
「ああ、そうさ」
「木曜だな?」と3度もしつこく聞き返したあと。
「で、何時からだ?」
「夕方6時さ」
「夕方6時だな、間違いないな。」
と時間をまた3度確認した。
そーら、やっぱり思った通りだ。こういう小さい町には必ず「秘密」があるのだ。
アマゾンの田舎町の場合キーワードは「公園」だ。
何故か知らないけれど、アマゾンの若者は「公園」に集まる。
ブラジルの学校は3部制で、朝の部、昼の部、夜の部とある。
「公園」の狙い時間は、夜の部が終わる夜9時半から10時だ。
ここ、サントアントニオでは、「フェイラ(屋台市)」がキーワードだ。
よーし、美女に出会える秘密がわかった。
後は、木曜を待つのみ。
隠れブラジル裏情報はこう言う所で取るのだ。
そして木曜。
会社が終わると、すぐさま何時もは浴びない「シャワー」なんぞ浴び、いざサントアントニオの町へ。
おー、予定通り、屋台が出てますねー。
でも、出てる屋台が肉屋とか、野菜屋とかなんか生活臭が強くないか?

おっ、焼き鳥ならぬ、焼き肉発見。

段々夜店っぽい雰囲気になって来てるじゃないの。
この町は、こんな所で焼き肉食いながら出会うのか?
「お、ねーちゃん、どう、ちょっと串肉でも?」
「えー、私ー?そうね3本ぐらいならつきあってもいいわ。」
「私、お肉はフィレしか食べないわよ〜」
なんて、こと言ったりしてるのだろうか?
まあ、いいや、
「おばちゃん、その焼肉とビール頂戴」
なんて言いながら、待つこと長時間。
待てど暮らせど「美女」は現れない。
その内、空模様はあやしくなって来て、ついに雨まで降り出した。
雨のおかげで、水も滴るいい男になったのに
「美女」は来ない。
ひょっとすると、この町には「美女」はいないのではないだろうかと思い始めたその時。なんと

お腹が痛くなった。
ブラジルの衛星都市には気をつけなければならない。
衛星都市に「美女」はいないか?
と言えば、いる。
ただし、ある程度の人口のある都市に行くべきだ。
このサントアントニオの場合。
州都からわずか40Kmぐらいしか離れていないが、あと40Km離れた所にもう一つ、この町の20倍規模の町がある。
このサントアントニオはいわば、その町に行く為のただの通過点としかみなされていないような。忘れ去られた町なのかもしれない。
☆ 絶対役に立つ、とっておきの?ブラジル裏情報。
ブラジルの田舎町のフェイラには、買い物に行くべし。
決して買い物以外の目的で行くべからず。
屋台で焼き肉を注文する時はレアは避けるべし。
良く焼いたものを注文するべし。

by ヒカルドン 2008年3月 |